「MEO対策を始めたいけれど、どれくらいコストがかかるものなのか分からない。」
「検索結果の上位に表示させて集客率を上げたいが、どんな業者を選べばいいか分からない。」
「そもそも自分でできないものなのか。」
今回はそんな疑問を持つ個人店オーナー様に対策にかかる費用相場についてご紹介します。
MEO対策とは MEOとはMap Engine Optimizationの頭文字をとったもので、「検索エンジン最適化」のことを指します。
2014年6月より、Googleにて「地域名・業態やサービス名」を検索すると検索結果上部にマップとともにお店の情報が表示されるようになりました。
この検索結果は「ローカル検索結果」と呼ばれ、上位に自分の店舗が表示されるよう目指す施策をMEO対策と呼びます。
通常の検索結果よりも、ページ上部に表示されるため、視認性が良く、お店の情報が一目でわかるため、直接集客につながる施策として注目されているのです。
MEO対策にかかる費用は?
MEOはSEOと異なり、WEBページや記事コンテンツを用意する必要がなく、店舗の住所や営業時間など、基本的な情報を入力するだけで簡単に始めることができます。
しかし、ローカル検索結果に表示されるのはその地域の上位3店舗までと限られており、上位に表示させるには、キーワードとの関連性を高めたり、口コミを増やしたりと知識とノウハウが必要となるのです。
一般的にMEOを業者に依頼した場合、契約形態によっても異なりますが月の相場は3~5万円前後とされています。
ポイント
MEO対策は自分でも簡単に始めることができるが、成果を出すには知識やノウハウが必要。
契約形態 業者によって「成果報酬型」と「月額固定型」のどちらかで契約を結ぶこととなります。
【成果報酬型】 成果報酬型は、ローカル検索結果の上位表示が達成できると費用が発生する仕組みです。初期費用がかかる場合もありますが、基本的には成果が得られない限り費用は発生しません。 費用の計算方法としては、「表示日数×成果金額」で算出され、成果金額の相場は、800円~1,200円程度となります。 例えば、成果金額1,000円の業者にMEO対策を依頼し、10日間、上位表示が達成できた場合の費用は1,000円×20日=20,000円となります。
【月額固定型】 月額固定型は、検索結果へ表示されたかどうかに関わらず、費用が発生する契約形態です。 月額固定型の相場は3万円程度とされています。 ポイント MEO対策を業者に依頼する場合、表示日数×成果金額で課金される「成果報酬型」と毎月決まった金額がかかる「月額固定型」がある。
2つの契約形態のメリット・デメリット MEO対策業者を選ぶ際、「成果報酬型」と「月額固定型」どちらが良いのでしょうか。 まずは、それぞれのメリット、デメリットをご紹介いたします。
【成果報酬型のメリット】
・成果に応じて費用が発生するため、無駄なコストを抑えることができる。
【成果報酬型のデメリット】
・上位表示期間が長ければ、月額固定型の金額を上回ることがある。
・MEO対策キーワードの上限が決まっている場合が多い。
【月額固定型のメリット】
・MEO対策キーワードの上限がない場合が多い。
・MEOで上位表示させるための内部
・外部対策をしてくれる。
【月額固定型のデメリット】
・成果が出なくても毎月決まった費用が発生する。
どちらの契約形態を選べばいいの?
それぞれのメリット、デメリットを踏まえたうえで、どちらの契約形態が良いと言えるのでしょうか。
契約形態を選ぶのには、同じ地域にどれだけ競合となる店舗があるかがポイントとなります。
同じ地域に競合する店舗が少ない場合には、上位表示を達成できる期間が長くなることが考えられるため、毎月一定額の支払いで済む「月額固定型」がオススメです。
逆に、同じ地域に競合するライバル店が多い場合には、上位表示の達成日数が少なく、月額固定型だと割高になってしまうケースが多いため、成果報酬型が向いていると言えるでしょう。
ポイント 競合が少ない地域は「月額固定型」が、競合が多い地域には「成果報酬型」がオススメ。
まとめ
・MEO対策は自分で始めることも可能だが、知識とノウハウがない場合、成果を出すのは難しい。
・「成果報酬型」の場合上位表示日数×成果金額が課金され、成果金額の相場は¥1,000円前後。
・「月額固定型」の場合毎月固定で3万円程度。
・契約形態は店舗を運営する地域にライバルがどれくらいいるかで自分に合ったものを選ぶことがポイント。
2014年に始まったこのMEO。SEOと比べるとまだ認知度は低いと言えますが、ここ数年で一気に浸透してきています。
自分に合った契約形態・業者を選び、早めの対策を始めることが集客率を上げるために大切なポイントと言えるでしょう。