MEOとは
MEOとは、『Map Engine Optimization』の頭文字を取った言葉です。
『Map Engine Optimization』 を直訳すると、『地図検索エンジンの最適化』を意味します。
『地図検索エンジンの最適化』とは、 ローカル検索結果でGoogleマイビジネスの情報を上位に表示させるよう対策することです。
ローカル検索結果とは、例えばGoogleで『池袋 ラーメン』と検索するときに表示される、地図と店の名前が3つ掲載されたパネルを指します。
MEOに向いている業種
MEOは、
- 飲食店
- 美容院
- 税理士事務所
- 病院
といった幅広い業種で効果を発揮できる点が特徴です。
Googleのガイドラインに、Google ビジネス プロフィールの対象となるのは、営業時間内に顧客と直接対応するお店やサービスと記載されています。
アイススケートリンクや屋外プールといった季節営業のビジネスであっても、一部条件付きでGoogle マイビジネスの活用が可能です。
(参考: Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン)
以上を踏まえて、向いている業種の共通点以下の3つになります。
- 実店舗型のビジネス
- 『業種名+地名』で検索されやすい
- 顧客層のスマホ普及率が高い
MEOをおすすめする2つの理由
MEO対策をおすすめする理由を2つ解説します。
- 視覚的に店舗をアピールできる
- 比較的短時間で成果に繋がる
視覚的に店舗をアピールできる
ローカル検索結果で上位表示されると、検索結果の上部に写真付きで店舗情報が公開されます。
SISTRIX社が公開した2020年7月の検索順位別クリック率データによると、検索結果の1位で約30%、2位で約16%、3位で11%の人がクリックしました。
4位以降のクリック率は10%未満となっているため、検索結果の上位に表示されることがいかに重要か分かりますね。
(※参考:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX)
だからこそ自分のお店を上位に表示することに意味があるのです!
たくさんの人の目に触れる可能性があるので、それだけ集客につながる見込みがあります。
比較的短時間で成果に繋がる
MEOはSEO対策やリスティング広告とは違い、取り組んでいる企業は少ないからこそ、短い期間で上位表示を達成できる可能性は高いという特徴があります。
また、SEO対策と比べて対策にかかる費用相場も低く、参入のハードルが低いことも特徴です。
SEO対策と比較したMEOのメリットについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです。
MEOの始め方
MEO対策は、誰でも無料で始めることが可能です!
最低限、必要なことのみを抑えた、シンプルな手順は以下の3つになります。
- Googleアカウントの開設
- Googleマイビジネスアカウントの開設
- Googleマイビジネスアカウントで詳細情報を入力
まずはこの3つを始めましょう!
Googleマイビジネスアカウントを充実させたら、次のステップです。
- 口コミに返信する
- 定期的に、Googleマイビジネスの投稿機能で発信する
- 営業時間の変更など、イレギュラーな事態の際には必ずGoogleマイビジネスを更新する
ここまでは主にGoogleマイビジネスを活用したMEO対策です。
さらに、上級者向けのMEO対策には以下のものがあります。
- 自社のHPにSEO対策を行う
- サイテーション強化のため、SNSで発信活動
上記の対策の中には、一見すると「それってMEOに関係あるの?」と思うような対策も含まれていますが、Googleの公式ページにしっかりと記載があります。
(参考: Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する)
Googleが公開する公式のガイドラインは、利用者向けに分かりやすく書かれているため、時間に余裕がある方はぜひ一度目を通していただきたいです!
MEOについてご理解いただけたでしょうか?
ローカル検索結果に上位表示されることによって、ライバルのお店よりも認知度が上がり、高い集客の効果を見込めるでしょう。
Googleで検索するユーザーにダイレクトに店の存在を知ってもらうことができるのは、MEO対策の大きなメリットです。
MEO対策を始めることで、新規顧客が来店する可能性はぐんと広がります!
店舗を持っている方で、集客に悩んでいる方はぜひMEO対策の導入を検討してみてくださいね。